司馬遼太郎の小説好きですねー

書評

今はあまり読まなくなったんですけど、一時期は司馬遼太郎さんの小説をよく読んでました。
長編モノはほとんど読んだんじゃないんかなー??って思います。途中で読むのを止めたモノもありますけどね…

なぜ司馬遼太郎をよむのか

単純に小説として面白いからですね。
別に読んだからと言って、人生の役に立つとか思ったことないですねー(笑)

昔はよく「ビジネスマンは司馬遼太郎を読め!」みたいなことを言われてましたが、オレはビジネスマンでもないし、普通にそのビジネスに関係のある本を読んだ方がいいと思うんですけど…(笑)

エンターテイメントとして普通に面白いと面白いと思います。
3冊くらいの長編なら一気読みできるくらい、引き込まれますね(笑)
特に戦国時代ものと幕末から明治維新にかけてのものはよく読みました。

司馬作品のいいところ

自分が思う司馬作品のいいところは、
登場人物を変に美化しないところ
だと思ってます。僕の個人的な印象では、、

坂本龍馬 剣の腕は立つが天然ボケのオモロイあんちゃん、できれば友達になりたい(笑)

吉田松陰 ヤバい人。こういう人と付き合うと命がいくつあっても足りないので、関わりたくない(笑)

高杉晋作 アルコール依存症(笑)

土方歳三 男前だが、パワハラがすごい!この人が上司ならすぐ会社やめる(笑)

秋山好古 何を考えてるかよくわからない…友達にはならないと思う。

織田信長 アタマはキレるが、一番イヤなタイプ

劉邦 面白そうだけど、こいつの下では働きたくない(笑)。張良も韓信も、そういう意味では偉いと思う(笑)

項羽 こいつの下でも働きたくない(笑)なのでしょうがないので劉邦側に付きたい(笑)ていうか張良の下がいい(笑)

西郷隆盛 幕末働きすぎて、晩年病んだんだと思う。いい人だと思うんだけどねー…

て感じですねー(笑)

人間いいところもあるけど、同じくらい悪いところもある
そんな人間らしい姿を描いたところに司馬作品の良さがあると思ってます。
作品に出てくる人々も、ぶっちゃけ実生活では関わりたくない人だらけですけど、こういう常軌を逸した人達こそが新しい時代を作るパワーがあるんだろうなとも思いましたね(笑)

司馬作品1番のオススメ

なんと言っても「龍馬がゆく」ですねー
。龍馬のキャラクターがいいです。
めっちゃ強いのに、ボケてるところが最高です。多分普通にランキングでも1位になると思います。

そういえば武田鉄矢さんも18歳の時に、「龍馬がゆく」を読んで大感動して「海援隊」っていうグループを作ったり、金八先生の苗字を「坂本」にしたみたいですね。

司馬作品の中では、龍馬の魅力のおかげで、1番とっつきやすいと思います。文庫で全8冊だったと思いますが、のめり込めばすぐ読めますしね(笑)

でも登場人物を美化する作家さんも、普通に読みますし、好きですよ。吉川英治さんとかも素晴らしいと思いますし…ただ司馬作品の魅力は美化しないとこだと思うだけです。

司馬作品も当たり前ですけど、新しいモノはもう読めないんですよねー(T_T)。久しぶりに龍馬読もうかなー^_^

書評
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